ホオミドリアカオウロコインコ
ムーンチーク5兄妹あがりました。
□ホオミドリアカオウロコインコ ムーンチークヒナの皆さま決まりましたがシーズン始まったばかりでこれから本場です。
ボリビア、南アメリカ原産のグリーンの鳥が、ここまで進化いたしました。中型を代表する鳥の1つとして、知名度もとても上がったことを実感いたします。
今回の兄妹は両親共にムーンチークを持つムーンチーク。人気の秘訣はきっと、かわいさや賢さはもちろんのこと、響きにくい声帯故にマンションなどでも飼いやすいのもポイントかと思います。
さて、現代ではウロコインコの最高峰であるこのムーンチークですが、遺伝子はかなーり複雑。
まずはパイナップル(オパーリンとシナモンのクロスオーバー)から考察する必要があります。※オパーリン=ワキコガネ=イエローサイド
このパイナポーが綺麗じゃないと、綺麗なムーンチークは産まれません。
オパーリン因子がレッドサイドぐらい綺麗になってるパイナポーを作り、ダイリュート因子を組み込むと、皆さまご存じレッドサンチークに派生します。
それにさらに、ブルー(ターコイズ)を載せたのが、このムーンチークの方々です。
ヒナの時は、ターコイズがつよく発色するんですが、大人になるにつれて黄色がつよく発色し月の色になってきます。
⭐︎ウロコ質問あるあるQ &A
Q:薄い色の子は弱いのですか?
A:一概に言えませんが、現代では個体数も安定してきたため、基礎能力よりも環境の方が重要かと考えます。
Q:体重が⚪︎⚪︎gなのですが…
A:ヒナ(1年)特にさしえさから1人餌の切り替え時は体重が低下し、1〜2歳にかけてようやく安定します。ヒナの時に体重が少ないからと、一生懸命太らせると成鳥になって肥満気味になり、過発情、高脂血症の原因になりますので、焦らずバランスの良い食事と、運動を心がけてください。WEBメディアの見過ぎによる先入観か、近年この手の質問が増加させております。元気であれば、気にする必要ありません。※鳥獣の扱える獣医師ですと、骨格に対しての肉付きを個体ごとにちゃんと教えてくれます。
Q:ウロコインコはしゃべりますか?
A:オス、メス、共に高確率でおしゃべりが確認されています。どちらがしゃべりやすいとかは有りませんが「オスが喋りやすい説」はウロコインコにとってはデタラメなデータです。
Q:オスメス外見で判断できますか?
A:外見判断は無理です。